市では、老朽化が進み耐震性と機能性に問題を抱える市役所本庁舎の改築を目的とし、平成29年10月よりNASCA・八洲・構設計共同企業体と新本庁舎の設計に取り組んでまいりました。
新本庁舎は、防災拠点施設として機能、交流・情報・サービスの充実、出会いやにぎわいを創出する場に加えて、地球環境への負荷・ライフサイクルコストの削減をめざし、豊富な資源である地下水を空調や融雪に利用するほか、太陽光発電によりエネルギーを創ることで、約55%の省エネを達成し、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の最高ランク5つ星の評価を受け、市庁舎としては県内初のZEBReady認証を取得しましたのでお知らせします。
なお、詳細については平川市ホームページに掲載しましたのでご参照ください。
BELS(ベルス)とは
建築物省エネルギー性能表示制度のことをいい、国土交通省が主導する建築物の省エネルギー性能に特化した、第3者による認証制度のことです。
最高ランクの5つ星の中でもさらに省エネルギー性能に優れた建物がZEBとして認証されます。
ZEB(ゼブ)とは
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を保ちながら高効率設備等により省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、同規模の標準指標ビルと比較し、一次エネルギー(天然ガスや石炭などの自然界から得られるエネルギー)の年間消費量が大幅に削減されている建築物のことです。
削減量によりZEB、Nearly ZEB、ZEB Ready、ZEB Orientedの4段階があり、今回取得したZEB Readyは50%削減となる建築物のことです。
ZEB認証について
市ホームページURL https://www.city.hirakawa.lg.jp/jouhou/annai/shinchousha/ZEBsyutoku.html