事業承継とは、会社の経営権を後継者に引き継ぐことです。
今ある事業を後継者へ引き継ぎ残していくことは地域の成長と雇用の維持・創出のため、また企業が保有するノウハウや技術といったさまざまな知的資産を守り、承継後の経営を安定させるために重要です。
事業承継を取り巻く課題と青森県の現状
2025年に中小事業者の3割が廃業する大廃業時代がやってきます。経営者の約6割が70歳以上で、このうち約半数の約120万人が後継者未定となっています。
青森県の社長の平均年齢と後継者不在率は、2023年過去最高を記録しています。そのため、経営者の高齢化と後継者不在率の高さから自然廃業が進むことが危惧されています。
県では事業承継に関して悩んでいる経営者の皆様を対象とした相談窓口を開設しているほか、セミナーを開催しています。
事業承継に関する相談窓口
青森県事業承継・引継ぎ支援センター (外部リンク)
会社を存続させたいが後継者が決まらない、事業承継に必要な手続きについてなど、あらゆる事業承継についてお気軽にご相談ください。相談無料・秘密厳守です。
所在地:青森市新町2-4-1 青森県共同ビル7階 21あおもり産業総合支援センター内
TEL : 017-723-1040
セミナー開催
現在、セミナーの開催予定はありません。
10月・11月は事業承継推進強化月間です
青森県では、事業承継に向けた機運醸成を図るために「事業承継推進強化月間」を設定し、事業承継の早期準備の必要性・重要性や青森県事業承継ネットワークのPRを集中的に行っています。
事業承継は早めの準備が必要です。この機会に事業承継について考えてみませんか?