令和5年度に策定した平川市産業振興に係る基本構想では、「稼ぐ力の向上」、「地域経済循環の促進」、「持続可能な農業の基盤確保」、「『食・農・観の活性化拠点』の整備」の4つの基本方針を定め、当市が全国に比べて優位性を持つ農業を基軸に、食・観光を結び付け、地域との連携を図りながら、強い地域経済の確立に向けた取組を進めていくこととしました。
食・農・観の活性化拠点は、当市の新たな魅力づくりやコミュニティ創出に寄与するほか、ここで販売するための新たな農産物・加工品の生産を促進するなど、ヒトやモノの流れを作り出し、交流人口の拡大や域外からの外貨獲得の起爆剤となることが期待されます。
このことから、令和7年度は、活性化拠点の基本的な整備内容(導入機能・規模、運営計画、概算事業費等)を整理し、サウンディング調査にて民間事業者に対して事業への参画可能性や参画条件等をヒアリングのうえ、整備の可能性について検討を進めてまいります。
なお、本事業は、「平賀駅周辺まちづくり基本構想」「企業誘致戦略プラン」「スマートインターチェンジ整備可能性調査」と並ぶ、平川市のまちづくり戦略事業のひとつとして取り組んでいるものです。
検討経緯
令和5年度
- 平川市産業振興に係る基本構想策定の過程で、市内の事業者、農業・商工・観光団体、金融機関、行政で構成されるワーキンググループでのワークショップを実施し、活性化拠点のコンセプトや導入機能案等を整理
令和6年度
- 活性化拠点に備えるべき導入機能のニーズ等を把握することを目的に、市民や市内企業等を対象としたアンケート調査を実施
- 内閣府「東日本の協定プラットフォーム等を活用したPPP/PFI案件形成調査検討支援業務」を活用し、プレサウンディング調査を実施
【NEW】サウンディング調査
本調査は、「食・農・観の活性化拠点」の整備を目指すにあたり、民間事業者との対話を通じて、導入機能への意見、持続可能な運営方法・収益を生む運営方法のアイデア、事業への関心等を把握することを目的として実施します。
なお、本調査において提示する「導入機能・規模・費用負担」等は、すべて現時点で当市が整理した構想案です。今後、皆さまからのご意見・ご提案等を踏まえ、導入機能の追加・削除・変更、規模の増減等を検討します。
調査内容
導入機能・規模、運営方法、冬季利用、費用負担等
申込方法
以下、参加申込フォームよりお申し込みください。
スケジュール
| 日程 | 項目 |
| 令和7年11月5日(水曜日) | 実施要領等の公表 |
| 令和7年11月28日(金曜日) | サウンディングの参加申込期限 |
| 令和7年12月5日(金曜日) | 事前調査票の提出 |
|
令和7年12月16日(火曜日) ・17日(水曜日) |
サウンディングの実施 |
| 令和8年1月下旬 | 調査結果の公表 |
実施要領等



