ナビゲーションスキップメニュー
現在の位置:ホーム > 市政情報 > 市長の部屋 > 市政方針

市政方針

令和5年 第1回平川市議会定例会市政方針説明


令和5年3月2日 木曜日 平川市議会議場 

 

本日、令和5年 第1回平川市議会定例会の開会に当たり、令和5年度の市政運営に臨む所信の一端を述べさせていただきます。

私が市長に就任してから、10年目を迎えたところであります。

これまで、「子育てしやすさナンバーワンのまち」や、「住みよさを実感できるまち」などの、7つの平川らしいまちづくりを実現するため、「対話と実行」、「透明性と発信力」、「公正・公平」の3つの基本姿勢を軸とし、各施策に取り組んでまいりました。

そのような中、令和2年から感染が拡大した新型コロナウイルス感染症は、日本全国において脅威となり、感染状況は、幾度となく、悪化と改善を繰り返してきました。

今般、政府は、本年5月8日から、感染症法上の位置付けを、「5類」に移行する方針を決定しました。

市民の皆様におかれましては、3年以上もの間、様々な苦難に耐えてこられたものと推察するところであります。長かった闘いも、春には新たなステージへと移行されますので、かつての日常生活を、一刻も早く取り戻すことができるよう、市政運営に取り組んでまいります。

今後の財政の見通しでありますが、歳入では、コロナの影響が少なくなったと見込まれる個人住民税などを含めた市税全体では、令和4年度比プラス5.4パーセント、約1億2千万円の増加が見込まれております。

歳出では、社会保障に係る費用などの増加に加え、第2庁舎の改修など大型事業が予定されており、基金の取り崩しが長期にわたり続く見込みとなっており、健全性を確保した効果的な財政運営を進めてまいります。

ここで、長期総合プランに掲げる3つの基本目標に沿って、令和5年度の主要施策の大要について、ご説明を申し上げます。

1つ目の「魅力あるひとづくり」についてであります。

「すこやか住宅支援事業」においては、物価高騰への対応としての補助金額上乗せを、継続することといたします。

「結婚 新生活支援事業」では、29歳以下夫婦の補助上限額を30万円から60万円に増額し、新たな生活を応援してまいります。

また、地域住民による主体的なまちづくりを推進するため、現在活動している2つの地域運営組織への支援を継続するとともに、組織設立に向けた支援を行う市職員の配置や、関心を高めるための研修会等を実施してまいります。

将来を支える人材育成事業として、「平川ユース議会」を継続するほか、「社会教育チャレンジ事業」を新たに創設し、社会教育活動の活性化にも取り組んでまいります。

次に、基本目標2つ目の「活力あるしごとづくり」についてであります。

今年度実施しました「産業振興に係る基礎調査」の結果を踏まえ、コンセプトや基本方針の決定、食・農・観の活性化拠点等の検討を盛り込んだ基本構想を策定してまいります。

農業では、「スマート農業導入支援事業」において、トラクタ-等の「自動操舵装置」および水田の「水管理システム」を新たに補助対象に加え支援してまいります。

また、柏木農業高校と連携し、学習の一環として、農業現場に入る取組を支援し、地域との関わりの醸成や、農業知識の習得による人材育成を図ってまいります。

基本目標3つ目「住み続けたいまちづくり」についてであります。

「子ども医療費助成事業」では、経済的負担の軽減を図るため、対象を高校生相当の年齢まで引き上げ、令和5年9月以降の診療分を助成してまいります。

健康づくりの推進として、「高血圧ゼロのまちモデルタウン事業」により、講座の開催や集団検診における検査の実施などに取り組み、健康長寿の延伸を目指してまいります。

シティプロモーションでは、本庁舎敷地内に、高さ1.7メートル、幅10メートル程度の、「HIRAKAWA」と英語表記したスタンドを設置いたします。新本庁舎の新たな話題スポットとなることを期待しております。

市役所第2庁舎は、本年11月に リニューアルオープンを予定しております。

建設部が移転した後の尾上分庁舎の利活用につきましては、市民参加による検討を進めており、意見を基に方針を決定いたします。令和5年度には、この方針に基づいた実施設計を行ってまいります。

当市のデジタル化に向けた施策は、市民の誰もが、デジタル化の恩恵や利便性を享受でき、新たな価値が創出される地域社会の実現を目指してまいります。

まず、「平川市役所スマホ支所構築事業」では、スマートフォンなどで交付申請や手数料決済を行い、郵送で証明書などを受け取るものであります。

「キャッシュレスレジ導入事業」については、本庁舎にキャッシュレス決済と、セミ セルフレジを導入し、利便性の向上を図ります。

観光分野では、当市を会場として、「あおもり10市大祭典」が開催される予定であります。ねぷた運行などとともに、食や物産による「平川ブランドフェア」を開催したいと考えております。

多くの来場者の皆様をお迎えし、当市の魅力を強力にPRしてまいります。

以上、令和5年度の施策の大要について、ご説明申し上げました。

今後も、平川市の創生に向け、市民、企業、行政が一体となり、当市の将来像である「あふれる笑顔 くらし輝く 平川市」実現のため、全力で市政運営に取り組んでまいりますので、議員各位並びに市民の皆様の一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

この記事への問い合わせ

総務課 秘書係

平川市柏木町藤山25番地6(本庁3階)

電話番号:0172-44-1111

この記事をSNSでシェアする
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • LINEでシェアする

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?
質問:このページの情報は見つけやすかったですか?

ページの先頭へ

ホームへ戻る