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令和3年度辞令交付式訓示

日時 令和3年4月1日(木曜日)午前9時30分
場所 本庁舎4階 第4会議室

 

 

 今日から令和3年度がスタートいたしました。
 ただ今、辞令交付を行いましたが、今回の異動で、20名の方が退職され、15名の新しい仲間を迎えることになりました。
 新採用者の方々はもちろんでありますが、職員の皆さんには、「公務員は一部の奉仕者ではなく、全体の奉仕者である」という公務員としての自覚を再認識いただき、職務に専念していただきたいと思います。

 さて、昨年来、世界中で流行した新型コロナウイルス感染症につきましては、未だ収束の兆しは見えず、予断を許さない状況が続いており、当市においても、飲食業や宿泊業、小売業など、地域の雇用や生活を支える業種を中心に多大な影響が見られております。
 そのような中にありますが、皆さんには、平川市、そして平川市民が元気になるよう日々心掛け、新しい知恵を見い出しながら業務にあたっていただきたいと思います。

 私はこれまでも機会を見つけては、職員の皆さんに、平川市職員としての5つの心構えをお願いしてまいりました。
 新年度のスタートにあたり、改めてお話しさせていただきますが、特に、新採用の皆さんは心にとどめていただきたいと思います。

 まず一つ目は、「市民本位」であることです。
 常に市民の目線に立って、今、行っている仕事が市民のためになっているのかを自分に問いかけながら、業務に当たっていただきたいと思います。
 また、日々の業務を、より効率的に行う方法はないかということも併せて考えながら、進めていただきたいと思います。

 二つ目は、「現場主義」であります。
 市民が暮らす現場こそが市政の原点であります。
 私も市民の声を聴くために各地区で「まちづくり懇談会」を開催しておりますが、職員の皆さんも日頃から、現場の目線、市民の目線を大事にしながら、業務にあたっていただきたいと思います。

 三つ目は、「組織横断的な対応」であります。
 行政は、よく「縦割り行政」と言われますが、複雑化・多様化する行政需要に、迅速かつ的確に対応していくためには、それぞれの部署の垣根を超えた情報共有と協力体制が必要であると考えております。
 この仕事は他の課の仕事だからといって、簡単に「そちらの課に行くように」などといった対応はせず、市民の皆さんが何を求めて市役所に来ておられるのか、自分が担当ではない場合であっても、どのような対応ができるのかを、相手の気持ちになって考えていただきたいと思います。

 四つ目は、「対話能力の向上」であります。
 市民との対話を大事にし、積極的にコミュニケーションを図っていただきたいと思います。
 また、職場では、常に情報を交換し、物事に対して一致して取り組んでいただきたいと思います。

 最後の五つ目は、「新たなことへの挑戦」であります。
 行政は、前例主義とよく言われます。確かに前例通りに仕事をすれば、大きな間違いやリスクはないかもしれませんが、時代や市民のニーズは常に動いていますので、常に自分自身でアンテナを張りながら、市民のために創意工夫することはないか考え、そして、新たなことに挑戦していただきたいと思います。
責任は市長である私にあります。
 私はこれまでも、市民の提案はもちろんでありますが、議会や職員の提案を行政に取り入れてまいりました。
 今後も引き続き実施してまいりたいと考えておりますので、職員の皆さんにも新しいことに挑戦していただきたいと思います。

 以上、「5つの心構え」についてお話しさせていただきました。この5つのことを普段から心掛けていただければと思います。

 令和3年度の予算編成では、新型コロナウイルス感染拡大防止や停滞している当市の経済活動の回復に向け取り組むこととしております。
 また、第2次平川市長期総合プランの3つの基本目標である「魅力あるひとづくり」、「活力あるしごとづくり」、「住み続けたいまちづくり」を重点事項の基本とし、第2期「まち・ひと・しごと創生平川市総合戦略」に掲げる、人口減少対策や地方創生に資する事業に力点を置いて配分しております。
 これらを進めるにあたり、職員の皆さんには、個々の能力を発揮することはもちろんでありますが、職員同士の力を結集しながら、平川市の元気創出のために努力していただきたいと思います。

 ここ数年、若い職員との入れ替えが急激に進んでおります。過去10年間で新しく当市に入庁した職員は135名となります。先輩職員の皆さんには、業務の遂行のみならず、是非とも同僚のワークライフバランスや、若い職員に気を配り、職員を育てることにも力を注いでいただきたいと思います。
 平川市の行政サービスの向上を図るためには、若い職員を育てていくことが大事でありますし、必要でありますのでよろしくお願いいたします。

 最後に、私が職員の皆さんにお願いしている心がけでありますが、
 「あいさつは明るく、笑顔で、自分から」
 「お礼、お詫びは早くする」
 「できない理由を探さない」
 「できる知恵を見い出す」
 これらを実践いただきながら、市民に笑顔があふれ、市民の暮らしが輝く平川市を目指して、まちづくりを進めてまいりますので、今年度も一年間よろしくお願いを申し上げまして、訓示といたします。

この記事への問い合わせ

総務課 秘書係

平川市柏木町藤山25番地6(本庁3階)

電話番号:0172-44-1111

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