スクールバスが運行されていない平川市内の2地区において、冬期間における児童・生徒の安全な通学確保のため、町会及び地域運営組織が運行者となって児童・生徒を送迎し、それに対して市が支援する事業として、“共助の仕組み”を活用した「共助バス運行事業」が始まります。
1 運行地区(カッコ内は児童・生徒が通学する小中学校名)
(1) 日沼、蒲田及び新山地区(猿賀小学校及び尾上中学校)
(2) 館田、苗生松、館山・松崎、西の平、松館及び杉館地区
(松崎小学校及び平賀西中学校(杉館地区のみ))
2 運行開始日
令和7年12月1日(月)
※運行時刻は、事業概要をご確認ください。
3 事業のポイント
・ いわゆる業者が運転するスクールバスとは異なり、町会または地域運営組織が実際の運転を行います。PTAや地域協議会等が運行主体となり、行政の支援を受けて「民間事業者に委託する」運行形態は少なからずありますが、実際の運行業務自体を地域が行う取組は全国的にも非常に珍しいものとなります。
・ 運賃は無償です。また、今年度で4年目の事業実施となります。
・ 保護者を含めた地域の方々には、運転員のほか運転補助員もしくは停留所における見守りの協力をお願いしています。これにより、地域ぐるみで子どもたちを支えるというコミュニティ意識の醸成も期待されます。
・ 令和7年度は、杉館地区から平賀西中学校への送迎をモデルケースとして実施します。
・ 今年度の共助バスの運行経費については、ふるさとチョイスによる「ガバメントクラウドファウンディング」にて寄附を募っており、目標額の8,430,000円を達成し、調達することができました。なお、寄付金は送迎車両のリースや運転員・運転補助員への有償ボランティアに使用します。
4 その他
また、現地での取材にお越しいただく場合は、お手数でも下記共助バス担当へご一報くださいますようお願いいたします。



