四種混合ワクチン製造中止に伴う交互接種について

ジフテリア、破傷風、百日せき、ポリオワクチン定期接種は「五種混合ワクチン」あるいは「四種混合ワクチン」いずれか同じワクチンによる4回接種が原則です。

しかしながら、四種混合ワクチンの製造中止に伴い、同じワクチンによる接種完了が困難な場合、以下に示す方法により定期接種を実施することも可能です。

1. 「五種混合ワクチン」による交互接種
2. 「三種混合ワクチン」と「ポリオワクチン」による交互接種

※参考　厚生労働省事務連絡

百日せきの流行状況等を踏まえた、定期の予防接種の実施及び 沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチンの安定供給に係る対応について(147KB) 

四種混合ワクチンの販売中止に係る対応について(102KB)

1.五種混合ワクチンによる交互接種

四種混合ワクチンとヒブワクチンの代わりに、五種混合ワクチンを接種します。各ワクチンに含まれる成分が既定の回数（通常4回）になることが望ましいですが、四種混合ワクチンが入手できない場合は、不足する成分に合わせて五種混合ワクチンを使用することも可能です。

五種混合ワクチンを用いた交互接種の例

※表中の「四混＋ヒブ」とは四種混合ワクチンとヒブワクチンの同時接種を表しています。

2.三種混合ワクチンとポリオワクチンによる交互接種

四種混合ワクチンの代わりに、三種混合ワクチンとポリオワクチンを接種します。この場合、市役所への事前申請が必要です。

三種混合ワクチンを用いた交互接種の例

※表中の「三混＋ポリオ」は三種混合ワクチンとポリオワクチンの同時接種を表しています。

三種混合ワクチン定期接種の申請について

子どもの定期予防接種は、青森県内での接種であれば通常窓口負担はありませんが、三種混合ワクチンによる定期接種に限り、償還払いの方法による実施となります。詳しくはこちらをご覧ください。