ひとり親家庭等への医療費の給付額に誤りがあることが判明したため、平成18年1月に遡って追加給付することとなりました。
このような事態を発生させましたことについて深く反省し、対象世帯の皆さま方に多大なご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
事案の概要
ひとり親家庭等医療費給付事業の受給対象者のうち、父又は母の給付額について、保険医療機関等ごとに1月につき1,000円の自己負担額を控除した額を給付するところ、本来より少ない金額を給付していたケースがあった。
⑴ 同じ月に通院及び入院があった場合、通院及び入院それぞれから自己負担額を控除していた。
⑵ 同じ月に通院又は入院があり、複数月にわたって申請があった場合、申請があった月ごとに自己負担額を控除していた。
誤給付の理由
従前から、法令の解釈に誤りがあったため、誤った事務処理を行っていた。
誤給付の対象者数及び金額
77名 99,000円
今後の対応
⑴ 対象者あて電話及び文書によりお詫びし、給付額の追加給付を行う。
⑵ 受給資格者証の様式を改正し、改正後の受給者証を交付する。
再発防止策
今回の事案は、誤った認識により事務処理をすすめていたことにより発生したものである。今後は、法令の解釈を再確認するとともに、マニュアルを作成し、チェック体制を整えることで再発防止に努める。