埋蔵文化財

2010年10月15日

1)埋蔵文化財とは

埋蔵文化財とは、文化財保護法で「土地に埋蔵されている文化財」と定義されるもので、この埋蔵文化財を包蔵する土地のことを「埋蔵文化財包蔵地(一般には遺跡)」と呼んでいます。
埋蔵文化財には、住居跡等の不動産に類する「遺構」と、土器や石器等の動産に類する「遺物」があります。

2)遺跡の照会について

平川市内には228ヶ所(平成22年度現在)の遺跡が「周知の埋蔵文化財包蔵地」として登録されています。
市内で建築や土木工事等を計画されている場合は、その土地が遺跡(埋蔵文化財包蔵地)に該当しないかどうかの確認が必要になりますので、事前に工事範囲が遺跡に含まれていないか確認してください。
遺跡の照会は、生涯学習課文化財係(平川市文化センター)で受け付けています。以下のような場合には照会を必要とします。

1.住宅・店舗の建築
2.工場・倉庫・事務所などの建設
3.宅地等の分譲
4.農地転用
5.不動産鑑定評価・物件調査等
6.資材置場の造成
7.土・砂利・岩石採取等

照会の方法

1.「埋蔵文化財包蔵地確認依頼書」に必要事項を記入し、対象地が判断できる地図等を 添付の上、生涯学習課文化財係へ提出してください。(郵送・ファックス可)
2.「埋蔵文化財包蔵地確認依頼書(Word 32.0KB)は、生涯学習課文化財係でお取り寄せくださるか、このページからダウンロードしてください。

3)遺跡内で土木工事を行う場合について

遺跡に該当する土地(近接地を含む)と確認された土地において、土木工事や建築を計画されている場合には、文化財保護法が適用になるため、事前協議を行った上で試掘調査を実施し、「土木工事等のための発掘に関する届出書」を提出しなければなりません。

1.試掘調査とは、発掘調査の要否や遺跡の概要等を判断するためのものです。
2.遺跡に該当しない土地でも、遺跡が存在する可能性が高い場所については、その有無を確認するため、試掘調査をお願いすることがあります。
3.民間業者や個人の方が、遺跡内において建築や土木工事等を行おうとする場合には、その旨を工事着手の60日前までに、青森県教育委員会(市教育委員会経由)に届け出なければなりません(文化財保護法第93条)。
4.「土木工事等のための発掘に関する届出書」に必要事項を記入した上で、必要書類を添付して、生涯学習課文化財係まで2部提出してください
5.「土木工事等のための発掘に関する届出書」は、生涯学習課文化財係(平川市文化センター)でお取り寄せください。
6.「土木工事等のための発掘に関する届出書」を届け出たのち、青森県教育委員会から以下の指示が通知されます

指示内容 説     明
慎重工事 土木工事等により遺跡が破壊される可能性がない場合、事業者は慎重に
工事を施工するものとします。
工事立会 土木工事等により遺跡が損壊される可能性があっても、発掘調査を行う
必要がないと判断された場合、市教育委員会担当職員による工事中の立
会いのもとで事業者は、工事を施工することができます。
発掘調査 土木工事等により遺跡が破壊、または損壊されるのに等しい状態になる
と判断される場合には、事前に記録保存のための発掘調査が必要となります。

4)遺物等を発見した場合について

1.土木工事等で土器や石器等を発見した場合には、工事を中止し、速やかに生涯学習課文化財係までご連絡ください。
2.工事実施地が「遺跡」以外の場所においても、新たな遺跡の発見、遺跡範囲の拡張等の可能性があります。
3.工事中に遺物等を発見し、それが新たな遺跡や遺跡の拡張であった場合は、その旨を青森県教育委員会(市教育委員会経由)に届け出なければなりません(文化財保護法第96条)。その後、県教育委員会から工事に関する指示の内容が通知されます。

お問い合わせ

平川市教育委員会 生涯学習課文化財係(平川市文化センター内)
〒036-0102 平川市光城2丁目30-1
TEL:0172-44-1221 FAX:0172-44-8780
※日・月・祝日は休日となります